テイラー・アンダーソンさんは、2008年8月から2011年3月11日に起きた東日本大震災の津波で亡くなるまで、宮城県石巻市でJETプログラムの英語指導助手として赴任していました。石巻での生活をこよなく愛していたテイラーさんは、2011年8月にアメリカへ帰国予定後も、日本と関わり続けたいと願っていました。テイラー基金は、ご遺族が彼女の夢であったアメリカと日本の架け橋になるという遺志を引継ぎ、石巻と東北地方の学生、学校、家族の皆さんの復興援助・支援することを目的として設立されました。